青年期の特徴
青年たちは、全般的に、だれに対しても閉鎖的な傾向を示しています。
しかし、そのなかでは、中学・高校・大学生とも、友人に対してもっとも自己開放的です。
・・・とくに、高校・大学生では、その傾向がつよいのです。
ついで、母親に対して開放的ですが、教師に対しては、きわめて閉鎖的です。
女子の結果も、ほぼ同様ですが、男子にくらべると、母への開放性が高く、友人への開放性と同程度になる傾向を示しています。
この結果から、わたしたちは、男子の場合、友人に対して、女子の場合は、友人とともに母親に対して自己を開放する可能性の多いことを理解することができます。
このことは、結局、青年の自己形成にとって、これらの人びとが有意にはたらく可能性を示すものです。
もちろん、このことから、教師などの影響を無視できるとはけっして評価できないのですが、青年の自己形成にとって、友人や仲間集団のはたす役割を推測することができます。